
野山でうさぎと追いかけっこ
春うららの4月ってまだお正月ですよね? おかししかおでございます。
季節の変わり目となり、三寒四温にカラダがついていかず、花粉症でくしゃみも止まらず、3歩あるけば棒に当たり息も上がりバテバテ。うらら♪ な気分にカラダがついていけず、涙。
このままじゃ、パソコンのキーボードを打っただけで息が上がっちゃうよ!
それとも…パソコンのモニターが老眼でボヤけて見えなくなるのが先か…!?
それとも…「俺か、俺以外か。」(ローランド)
体調がすぐれないと弱気にもなり都合のよくないことはなんでも「お正月」や「花粉」や「環境」や「ローランド」のせいにして他責思考になってくるので困ったものです。
頭では分かっているんです、問題はローランド以外にあるということを。
よく分からなくなってきましたけれど、特に40代から体調が崩れやすく、1年を通してバテ状態になってきていると感じてしまっています(個人の感想です)。

「食薬」で不調に振り回されない
そこで、今回は「体がバテない」というキーワードに引っ張られて、「体がバテない食薬習慣」という本をご紹介したいと思っています。
この本では、春夏秋冬ごとの体調管理の方法を指南してくれるらしく、Amazonレビューを見てみたら情報量も多くて初心者も読みやすいらしいところもポイント高めです。
「体がバテない食薬習慣」は、漢方薬剤師であり国際中医師でもある大久保愛氏が、日々の食事で疲れにくい体を作る方法を紹介する本です。
西洋医学と東洋医学を組み合わせたアプローチが特徴で、
「食薬=食べる薬」
という視点から、スーパーやコンビニで手に入る食材を活用する具体的な方法が書かれています。

良い点とか気になる点とかAmazonレビュー
この本の良い点はこちら。
・簡単で分かりやすい
→ 素人にもわかりやすい内容で読みやすいです。
・手軽に取り入れられる食材を紹介
→ 特別な漢方食材ではなく、身近な食材で健康をサポートする方法が紹介されているので無理なく続けられそう。
・体質別の対策がわかる
→ 「疲れやすい」「むくみやすい」など、体の悩みに応じた食材・習慣が提案されているので、自分に合った改善策を見つけやすい。
・科学的根拠も交えて説明
→ 東洋医学の考え方だけでなく「現代栄養学」の視点も取り入れているため、納得したものを取捨選択して実践できる。
逆に気になる点はこちら。
・食材の説明は多いもののレシピは少なめ
→ 食材の効果や食べ方についての説明は詳しいものの、具体的なレシピはそれほど多くないため、料理のアイデアが欲しい人にはやや物足りないかも!
・体質診断がざっくりしている
→ 自分の体質がどれに当てはまるか判断しづらい部分があり、もう少し詳細なチェックリストがあるとよかったのにな。
・即効性を求める人には不向きかも
→ 漢方的なアプローチなので「すぐに疲れが取れる」というよりも、習慣を続けてじわじわゆっくりとと体質改善するイメージです。
Amazonの低評価レビュー傾向
「知ってる内容が多かった」「タイトルほど画期的な情報はない」「もっと具体的な食事プランやレシピが欲しかった」
エピソードを知るとより好きになるかも
「食べることで体を整えたいけど、難しいことは続かない…」という方にもピッタリの本かなと思います。
日常の食事を少し工夫するだけで、カラダの不調を軽減できるという認識を持つことができました。
ただし、劇的な変化を期待する方や、がっつりレシピを求める方にはちょびっと物足りないかもしれません。
これまで季節のことを考えずカラダの不調が季節にリンクしているとは思ってなかったですが、この本により季節と食とカラダがつながっていることを知る機会となりました。
バテやすかったり不調になりやすく、そのことで気分がすぐれなかったりするのはもったいないので、この本を読んで「季節ごとのカラダの不調」と向き合い食事からゆっくり改善していけたらと思ったのです。
不調から卒業してバテ知らずになり息つぎなしで歌えるよあの歌を♪
さぁ、いっしょに歌っちゃおう!
それでは、また次回のケアラでお会いしましょう、てーてってー☆彡
おかしおすすめ度:★★★★☆(4.0/5.0)


<今回ご紹介した本>
「体がバテない食薬習慣」単行本(ソフトカバー) 2021/4/23
大久保 愛 (著)
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン (2021/4/23)
発売日: 2021/4/23
言語:日本語
単行本(ソフトカバー):256ページ
<著者について>
大久保 愛(おおくぼ あい)
薬剤師、国際中医師、国際中医美容師、漢方カウンセラー。
アイカ製薬株式会社代表取締役、株式会社漢方生薬研究所開発責任者、一般社団法人腸内細菌検査協会理事、株式会社東進メディカルアドバイザー。
昭和大学薬学部生薬学・植物薬品化学研究室卒業。
秋田の自然のなかで幼いころから薬草や山菜を採りながら育ち、漢方や食に興味をもつ。
~略~
著書に『1週間に1つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)、『不調がどんどん消えていく お悩み別 食薬ごはん便利帖』(世界文化社)など。