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眠れなくなる疲労回復の話|健康本12

こんにちは!次のお正月の折り返し地点がそろそろ見えてきましたね!健康本コラムニスト・おかししかおです。

今回ご紹介する本は「疲労回復本」→「眠れなくなるほど面白い 図解 疲労回復の話」です。

でも眠れなくなるほどは困ってしまうね。

これからの暑い季節、知らず知らずに疲労がたまってしまうかもしれません。そんなときに役立つのが「回復疲労」のテクニックということでさっそくヒア・ウィー・ゴー☆

著者で医学博士の梶本修身氏は、ニンテンドーDSソフト「アタマスキャン」をプログラムして「脳年齢ブーム」を起こした人。
他にも「ホンマでっか!?TV」や「林修の今知りたいでしょ!」などのメディア出演もしているみたい。

だからってなんでも信じちゃうワケにはいかないけれど、医学博士が書いた本の信頼性は高めの気がしています。

▲「眠れなくなるほど面白い 図解 疲労回復の話」科学的な疲労回復法を専門医が徹底解説しています。この表紙の「畜光」っぽい色ときたら!たまりません。

なぜどうしてこの本を手に取ったのかというと、暗闇で光りそうな畜光っぽい表紙のデザインが気になったからです。(実際には畜光ではないため表紙は発光しません。)

まるで虫のように光に誘われました。「甘い匂いに誘われたあたしはカブトムシ」(Aikoの曲 ‧ 1999年)の歌詞の意味がいまなら分かる気がします。

内容はほぼタイトル通りとなるけれど、気になるコンテンツをピックアップしながら個人の感想を書いていきますね。一問一答っぽいページ構成で図解もたっぷりで分かりやすい感じ。それに、文字のフォントが大きめのため老眼でも読みやすいのがありがたいです。

「疲労」の大きなポイントは3つ。

ポイント①PART1
疲れの正体は体ではなく脳にあった!?

ポイント②PART2
それ、疲労回復どころか、かえって疲れたまってます

ポイント③PART3&4
疲れをしっかりとる新習慣とは?

なんと疲れの正体は「脳の疲れ」だったことからはじまり、中には「えっ?本当!?」といったおどろきの内容も!

「疲れ」の原因が詳しく解説されていて、まさかの「疲れ」の原因にびっくり。

PART1「脳を休ませればどんな疲労も必ず回復できる」
・疲労の正体は「脳の疲れ」だった
・歳をとると疲れやすくなるのはなぜ?
・脳にとっての最高の休息は●●

といった興味深い内容がてんこもりです。

じつは「体」じゃなくて「脳」が疲れているんですって。
そして、「脳」からくる疲れを回復させるのには、「睡眠」が重要とのこと!

さらにこの本にも「9割」パターンが登場!

PART2「9割が間違えている疲労回復のウソ・ホント」
・栄養ドリンクは飲むほど疲れていく
・サプリメントは疲労回復に逆効果
・「疲れたときはスタミナ食」はウソ

といったウソ・ホントが書かれていて興味深いです。

さらに、「疲れが究極にとれる新習慣」(PART3)、「疲れが消えていく食事術」(PARE4)といった疲労回復のための具体的な事例もあって、たしかに脳が興奮状態になってきて眠れないかも。

「あなたの疲労度セルフチェック」「良質な睡眠方法」「疲労回復フード一覧」といった内容もためになります。

でも「興奮して眠れない」≠「疲労回復」なので、このあたりで今回のコラムはおしまい。
眠いです、だって起きた瞬間から眠いんだもの。

では疲労回復スーパーフード「鶏胸肉」+「梅干し」を食べてから寝ることにしますね。

ケアラのユーザーさんも良い睡眠で脳疲労を回復できますように☆彡
それではもぐもぐ、おやすみなさーい!

<今回ご紹介した本>
眠れなくなるほど面白い 図解 疲労回復の話: 科学的に正しい疲労回復法を専門医が徹底解説!
梶本 修身 (著)

出版社:日本文芸社
発売日:2024/12/20
言語:日本語
単行本:128ページ
寸法:14.9 x 0.9 x 20.9 cm

<著者について>
梶本 修身(かじもと おさみ)
東京疲労・睡眠クリニック院長/医師。1994年、大阪大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士)。1998年、大阪大学(旧大阪外国語大学)保健管理センター助教授。2003年、産学官連携「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」統括責任者。2006年、大阪市立大学大学院 医学研究科 生体情報解析学 教授。2010~20年3月、大阪市立大学大学院 医学研究科 疲労医学講座 特任教授。また、ニンテンドーDS「アタマスキャン」のプログラムを担当し脳年齢ブームを起こす。「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)等メディアにも多数出演。主な著書に『すべての疲労は脳が原因』などがある。

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