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【エンドカンナビノイドシステム(ECS)が備わっている!】
生物(昆虫以外)にはエンドカンナビノイドシステム(以下、ECS)が備わっています。当然、人間の私たちも同様です。

ケガをすれば日に日に回復するように、人間を含む生物全般には正常に生物活動ができるようホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっています。ECSとは、このホメオスタシスの機能のことです。

ECSの役割例として、ストレスで精神不安になった場合、それに反発して恒常性を維持します。痛みがあればその部分を体内部で治癒を開始します。

ECSは、人間の行動の基本的な部分を司ります。食欲を促したり、不快な記憶を消したり、病を軽減したり、楽しみややりがいを感じたりなど、生命維持のために多くの体内機能をコントロールしてます。

では、どのように体内機能をコントロールしているかといいますと、体内には体全体に張り巡らせているカンナビノイドネットワークあります。そして体内で自然に生産される内因性カンナビノイドと呼ばれるアナンダミドや2-AGが存在します。カンナビノイドネットワークを通じてアナンダミドや2-AGが、不調箇所などの場所に伝わり細胞レベルで働きかけます。その結果、ホメオスタシスが維持され私たち人間は健やかに生活を送ることができます。

【内因性カンナビノイドを補うのがCBD】
アナンダミドや2-AGは体内で自然に生成さる内因性カンナビノイドです。そして内因性カンナビノイドと非常に似ている成分であるというのがCBDであるというのが近年の研究で発見されました。ECSの機能で内因性カンナビノイドを取り込みホメオスタシス(恒常性)が保たれるというのは前述の通りですが、ストレスの多い現代社会では内因性カンナビノイドの生成が不十分になりホメオスタシス(恒常性)の機能が十分に果たせなくなる時があります。

そこで天然成分由来のCBDを取り入れることが有益であるという研究結果がありCBDが話題になりました。さらに研究が進みCBDの効果は鎮痛作用、不安軽減、抗炎症作用、免疫力向上、睡眠補助などなど様々な効果があることが判明しています。CBDの効能については世界中で研究されており医療の現場でもCBDを取り入れている国もあります。ここ日本でも医療用大麻を認める法案が可決しました。そして天然由来のCBDが健康に悩んでいる人々を救うひとつの手段になる日も近いかもしれません。

【CBDの摂取方法】
なんとなく気分がすぐれない、仕事のストレスで疲れている、ゆっくり熟睡したい、肩こりがいどいなど、その際にはCBDを摂取することで解消する可能性もあります。CBDを摂取する方法は様々で主なCBDの摂取方法を挙げます。

①CBDオイル
CBDオイルを飲んでCBDを摂取する方法です。摂取方法としては、付属のスポイトやスプーンで適量のCBDオイルを舌下へ滴下して1分ぐらいそのままキープ、そして飲み込んでください。その他、コーヒーなのど飲みも物に適量を滴下して飲む方法もあります。マイルドに体内に吸収するため長い時間効果を実感することができると言われています。CBDが初めての場合、どのような効果があるか実感したい場合はこちらがおすすめです。

②CBDベイプ
電子タバコのようにCBDが含まれた水蒸気を吸う方法です。肺からCBDが吸収されるため早い効果を実感できる可能性があります。逆に代謝が早くCBDの効果が長く持続しません。喫煙者や効果の即効性を重視するならCBDベイプが手軽なCBD摂取方法となります。

③CBDグミ
キャンディーやガムを食べるような感覚で、手軽にCBDグミを食べることができます。
すごくマイルド吸収されるため、摂取オーバーにならないように初めての場合は低用量の1回分からスタートしてください。また、様々なフレーバーがありますが人工着色料や保存料を使用してない自然素材にこだわった製品を選びましょう。

④その他
スキンケアのクリームなどのコスメや入浴剤など、様々なCBDが販売されています。
日常生活で少しずつCBDを取り入れたいとお考えの場合、それらのCBD製品を使用してみましょう。

【重要!!!CBDの注意点】
①摂取量は少量から
CBDは反応の個人差が大きいのも特徴の一つで、CBDの摂取量について適量は人それぞれ異なります。ですので、最初はごく少量からスタートして効果が実感する量を各個人で見つけることが重要です。

特にCBDオイルやCBDグミなど吸収がゆっくりなので1日ごとに徐々に分量を増やして自分に合った適量を見つけてください。自分の適量が分からないまま、いっきにCBDを摂取しないよう注意してください。

②車の運転に注意
CBDを摂取後に眠くなる可能性があります。そのためCBDを摂取後は車の運転などを控えてください。

③副作用について
前出でも述べましたがCBDの効果はホメオスタシス(恒常性)です。例えば日中は元気に仕事をして夜になると自然に眠くなるサイクルをサポートするのがCBDの役目のひとつです。

CBDを摂取して上記②のような眠気が現れる場合、CBDの摂取オーバーによる副作用のひとつと考えて良いでしょう。その他、副作用と言われているのが口の渇き、めまい、吐き気、疲労感などです。

このような副作用を実感した場合、自分に合った適量を超えてます。体の反応を見ながらCBDの摂取量を調整する必要があります。

④良いCBD製品を選ぼう
ここ数年で多くの企業がCBD製品販売に参入しました。そして量販店やECサイトで手軽にCBD製品を買うことができます。一方で、違法成分であるTHCが混入してたCBD製品もあり過去にニュースで騒がれたこともありました。CBD製品の購入の際には安心できるCBD製品や信頼できるブランドを選んでください。

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