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【体験談】1日1食は本当に健康に良い?実際にやってみて感じた変化と継続のコツ

「1日3食が当たり前」と思っていた私(編集長)が、なぜ「1日1食生活」を始めたのか――。

この記事では、今年の1月から1日1食に切り替えた私の体験談を、正直にお伝えしたいと思います。

「お腹すかないの?」「体に悪いんじゃない?」「痩せるってほんと?」といった疑問を持つ方も多いかと思いますが、私自身が感じたメリット・デメリット、体の変化、そして心の変化まで、リアルに書いていきます。

1日1食生活を始めたきっかけ

始まりは「なんとなく体が重いな…」と感じたことでした。仕事や家事に追われる日々の中で、なんとなく疲れやすい。趣味のジムワーク(ボクシングジム)でもスタミナが続かない…。そして、お昼ごはんを食べた後は、強い眠気に襲われて集中できないこともしばしば。

「これは食べ過ぎが原因なのでは?」と感じたのがきっかけでした。そこで思い出したのが、断食療法やファスティング、さらには「1日1食健康法」に関する本や動画。最初は半信半疑でしたが、「とりあえず1週間だけやってみよう」という軽い気持ちでスタートしました。

1日のスケジュール(食事タイミング)

私の場合、1日の中で食事をとるのは基本的に「夕方6時〜7時ごろ」の1回だけです。

日中は飲み物だけで、糖分のある飲み物は一切飲まず水やお茶、ブラックコーヒーのみです。この食事スタイルは、最近よく聞く「16時間断食」や「時間制限食」に近い要素もあります。

ポイントは「1回の食事は好きなものをしっかり食べる」こと。個人的な制限事項として、普段から小麦粉や白米はほとんど食べないですが、それ以外は制限は設けず、肉・魚・野菜・玄米などをバランスよく食べます。ある程度空腹がみたされるまで1人分から1.5人分は食べます。カロリーにしたら1500Kcal~2000Kcalです。

面白いのは、夕方になるとお腹が空きすぎているので3人分ぐらい食べれるような勢いですが、これは年齢のせいもあるのでしょうか?実際はMAX1.5人分も食べると胃がパンパンになりそれ以上食べることが出来ません。結果的に1日の摂取カロリーは抑えることができます。

途中で心が折れそうな時も…

<初期の空腹は辛かった>
最初の3か月間はそれなりに辛かったです。日中にはどうしてもお腹が空きすぎて仕事に集中できなかったりもありました。その場合は、ゆで卵を2つ程度またはサラダチキンを食べると空腹を抑えることが出来ました。夕方になると軽いめまいのような感じもあり、その場合もゆで卵やサラダチキンまたはナッツで対応した日もあります。

そのような日々もありましたが、4か月目以降、不思議なことに夕方のめまいも無く、常に空腹状態ではありましたが、それに耐えることが出来るようになりました。むしろ空腹が心地良い感覚に…。1日1食が当たり前のようになりました。

<周囲とのバランス>
家族や友人、仕事関係で昼食を食べる機会も多々あります。そんなときは、相手に合わせて軽めに一緒に食べたり、週末だけや仕事関係の付き合いには2食にすることもあります。「1日1食=絶対に守らないといけない」ではなく、「基本は1食。ときどき柔軟に」が続けやすいポイントだと思います。

1日1食で体感したこと、感じたこと

< 体重が自然に落ちた>
最も大きな変化は、体重がするすると落ちたこと。1日1食を始めた当初と比べると体重は10Kg減りました。体が軽く感じられるようになり、階段の上り下りも楽になり感じます。

<スタミナがアップした>
趣味であるジムワーク(ボクシングジム)で明らかにスタミナがアップしました。これは体重が落ちたことに起因してると思われますが、体感的には5年前ぐらいのスタミナに戻った感覚です。

<食事の「ありがたさ」が増した>
1回の食事をとても大切に感じるようになりました。「この1食で体を整えるんだ」という意識が強まり、噛む回数や食材選びも丁寧になりました。

<食費が減った>
当然ですが、1日3食から1食になると食費はかなり節約できます。外食の頻度も減り、自炊がメインに。健康にもお財布にも優しい生活に。

1日1食は誰にでも合う?

正直に言えば、万人におすすめできる健康法ではありません。成長期の子どもや持病のある方、妊娠中の方には絶対に向いていないこともあります。

また、極端に食事を制限することで、リバウンドや過食につながるケースもあるかもしれません。私自身も「合っているから続けられている」と感じており、「合わない」と思ったらやめる勇気も必要です。

まとめ(私が1日1食生活を続けている理由)

慣れてしまえば1日1食はそこまで辛くなくなりました。なにより私が1日1食を今も続けている理由は、まさに「調子がいいから」。体も軽く、心も落ち着き、無駄な食欲に振り回されない生活が心地よいのです。

私は年齢的にも代謝はかなり落ちていると思います。言い換えますと少ない食事(カロリー)で効率的に日々の生活を送る仕組みに体が変化しているということです。また、現代の食には食品添加物や農薬など多く使われていますが、1日1食ならそれら3分の1減らすことにもなります。

もちろん、「3食きちんと」が合っている人もいると思います。ただ、「なんとなく不調」「食べ過ぎが気になる」と感じている人は、試しに週末だけでも「1日1食」を取り入れてみるのも一つの選択肢かもしれません。

皆さんにとってちょうど良いバランスの「食」が見つかりますように。

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