【ウソみたいなホントウの話】
「悪」だと思っていたヤツが、本当は「正義」だった…なんて映画のオチみたいなことが健康界にも起きていました。
「マヨネーズ」を通して「悪/正義」を簡単に区別できそうにないこと、そして、世界最新医学の新しい食べ方を教えてくれるのが「糖質疲労」(著者・山田悟)です。
「とろろそばより二郎系ラーメン」「サラダチキンより唐揚げマヨネーズ」「唐揚げにはマヨネーズをかけるほうがいい!」...etc
押し寄せるキラーワードの波に両頬を差し出し、「もっと、マヨネーズを!」と叫びましたよ…世界の中心で!
ダイエットや健康に立ちはだかる悪いヤツだと思っていたマヨネーズが、見方を変えたら正義だったことに興奮しています。
まだ4ページしか読んでないけどね!
※「唐揚げは食べません」という方へのおすすめ記事はこちら
→ ゆるくグルテンフリーを始めました。ケアラ編集長(谷口)
【著者はもしかしてマヨラーなんじゃない?】
さて、「マヨラー」がアゲアゲになるキラーワードを惜しげもなく繰り出してくる本書。
著者ってもしかして、マヨラ―?
そんな気になる著者の山田悟氏は、医師。医学博士。大学病院の副院長。であり、糖尿病センター長。「ロカボ」(=低炭水化物ダイエット)という言葉の生みの親でもある。そうです。
マヨラ―…では…ないのかな…。
著者は糖質のプロ、医学的エビデンスが服を着て歩いているようなお方だといえそうです。
この本では「疲れやすさ」や「老化」の正体が「糖質」にあるとして、糖質の過剰摂取が引き起こす疲労感や健康問題とその解決方法について書かれています。
現代人の多くが過剰な糖質摂取により体内でエネルギーが効率的に使われず、結果として「糖質疲労」を引き起こしているそう。
その解決方法として「糖質との付き合い方」「新しい食べ方」に関する詳しい解説へとつづきます。
食後の眠気(←いつでも眠い、私)、だるさ、老け顔、油質異常症、肥満、高血圧、ぽっこりお腹(←ほぼすべて当てはまる、私)が気になる方はコラムを読み進めてくださいね!
【糖質疲労を解消する方法はズバリ…】
糖質を摂りすぎると「血糖値が急上昇」を起こし、その後に「急激に下がる」ことで、疲れやすさを感じるメカニズムが生じるようです。
疲れやすさや老化を軽減するためには日常の食事から「糖質を適切に制限」して、「バランスの取れた栄養摂取」が必要だということが強調されています。
そして、お待たせしました、糖質疲労を解消する方法はズバリ…「食べ方を変えること」にあると書かれています!
「食べ方を変える」方法
①糖質を摂る量を控える
②その分、たんぱく質と脂分をお腹いっぱい食べる
③食べる順番を意識する
こうした食べ方は「ロカボ」(=低炭水化物ダイエット)にもつながるらしいですよ。
ってえっ!?
糖質を控えることで脂分をお腹いっぱい食べれる…って、ストレスフリー!
【この世のすべてのマヨネーズをそこに置いてきた!】
本書では糖質をやみくもにカットするのではなく、糖質と共存して上手に付き合っていくシンプル&やさしいシステムが提案されています。
「昨日の敵は今日の友」「昨日のマヨネーズは今日もマヨネーズ」とはよくいったものです。
他にも、「ゆるい糖質コントロール」や「ファストフードも甘いものも禁止しなくていい」というマシュマロのようなワードがふわっと気分に寄りそってきます。
エビデンスに基づく情報が盛りだくさんでおまけに読みやすくて、心もカラダもマヨネーズに包み込まれるような本(個人の感想です。)なのでした。
あ、気付いたら文章がマヨネーズだらけになっていました、好きなものばっかり食べないようにしていきたいと思いましたとさ。
それじゃまたみてね!おかしぽりぽり。
●「おかししかお」これからの記事予定
(予定)>>> 元気になりたきゃ、お尻をしめなさい
04 >>> 「暗闇」を歩いてダイエット!?
03 >>> 休養学: あなたを疲れから救う
02 >>> 唐揚げにはマヨがいいっ!?
01 >>> 「空腹」こそ最強のクスリ
<今回ご紹介した本>
糖質疲労 単行本(ソフトカバー) – 2024/3/7
著者:山田 悟
出版社:サンマーク出版
発売日:2024/3/7
言語:日本語
単行本(ソフトカバー):192ページ