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血糖値で気分アゲ↑アゲ↑|健康本19

はー。次のお正月が待ち遠しいなあ。

お正月でおもちも食べ尽くしたし、気持ちがサゲっちゃうなー。お正月のアゲと終わったあとのサゲの落差がすごいや…。

というわけで、前回はお正月気分でついついアガりまくってしまったので、今回は落ちつきのあるコラムを展開していきたいと思っています。

今回ご紹介する本は「気分の9割は血糖値」。ぎょぎょぎょ、でたー「9割本」!

気になる残りの「1割」を探りながらコラムをはじめてまいります。

▲「気分の9割は血糖値」小池雅美 (著)

なんだかイライラするなー、なんだか怒りっぽくなっちゃって、ぷんぷんぷりぷりしていませんか?

そのイライラ…
血糖値の乱高下=血糖値のジェットコースターが原因かも!

そもそも「血糖値」(けっとうち)ってなに?

血糖値とは、血液の中にある「ブドウ糖(エネルギー)」の量のこと。
ブドウ糖は脳と体のガソリンみたいなものなんですって。

①ごはんやパンを食べる

②食べ物がブドウ糖になる

③血液に入って、体と心を動かす!

なので脳はこのブドウ糖がないとうまく働けません。

血糖値が安定している → 思考も感情も落ち着く
血糖値が下がりすぎる → 不安・焦り・イライラ
血糖値が上がりすぎる → 一時的に元気 → でもその後どっと疲れがくる!

つまり血糖値=元気メーターみたいなもので、気分と自律神経の土台みたいなものらしいです。

さてここで著者と本の内容を紹介します。著者の小池雅美さん(趣味はさかな釣り。)は栄養や体のしくみを、むずかしい言葉を使わずに説明してくれる専門家です。

そして、「気分の9割は血糖値」はひとことで言うと、
「気分が不安定なのは、性格じゃなくて血糖値のせいかもよ?」と教えてくれる本です。

イライラ、落ち込み、やる気ゼロ…
それ、心の問題じゃなくて血糖値の問題かもしれません。

血糖値と気分の関係って?

血糖値はまるでジェットコースターみたいなものみたい。

安定しているとなんだか気分もごきげんになり、急に下がると、不安でイライラしちゃう!?

おまけに急に血糖値が上がるとテンション爆上げからの急降下で疲れがドーン…そりゃ大変だ…

というわけで、
血糖値が安定していると、気分も安定するということがこの本には書かれていますよ。

血糖値が低すぎると、

・ぼーっとする
・イライラする
・眠い
・だるい
・集中できない
・不安になる

と、脳のガソリン切れ状態が引き起こされます。

逆に、血糖値が高いとどうなる?

・テンションが急上昇
・その後、どっと疲れる…
・眠くなる…
・また甘いものが欲しくなる…

そうなんです、血糖値が急に上がりすぎるのも危険みたい。

個人差はあるけれど「低い」「高い」の血糖値のコントロールが大事みたいです。

ちなみに「低血糖症」というのは、「血糖値が下がりやすく気分が不安定になりやすい状態」をいうようです。

そして、甘いものが好きな人ほど低血糖症になりやすいみたい。

「甘いものを食べる」→「(血糖値が)上がる」→「(血糖値が)下がる」→「もっと甘いものを食べる」の無限ループにハマり…
最後には疲れがドドーーーン!

そうした「血糖値の乱高下」「血糖値のジェットコースター化」で起きるよくないことは、

・気分がコロコロ変わる
・怒りっぽくなる
・落ち込みやすい
・朝から疲れている
・夜眠れない

…それって「心の問題」のようにみえて「血糖値」が原因だったのかもしれないなんてびっくり。

▲血糖値のバランスが悪いと「低血糖症」になっちゃうかも!ご注意!

それに、血糖値は自律神経ともリンクしているみたいです。

自律神経というのは体のオート運転システムのようなもので、

①血糖値が乱れる

②自律神経があわてる

③気分が不安定になる

とのことで、この本では「血糖値=気分のリモコン」のように捉えられています。

そんな血糖値を整える具体例として今日からできることは、

・朝ごはんを食べる
・たんぱく質(卵・肉・魚)をとる
・野菜を先に食べる
・おやつは甘いものだけにしない
・空腹でコーヒーだけはNG

といったことが挙げられます。

ドカ食いしない、甘いものは「たまに」、食事の間を空けすぎない。
どうやら「血糖値は優しくコントロール」するのがコツらしい。

はい。車と同じで血糖値のコントロールも安全運転でいきたいところです。

さて、気分の9割が血糖値、じゃあ残りの1割は?

・睡眠
・人間関係
・ストレス
・考え方

あたりになるのかな?
でも逆に言うと、血糖値が整えば残りの1割も楽になると思われます。

この本が教えてくれることは気分は気合いじゃどうにもならないということ。

イライラは性格のせいじゃないという見方をもってみて、まずは「血糖値」を整えてみることを考えてみましょう。

「血糖コントロール」によって日々の不調をいっきに解決し、本来のポテンシャルを引き出すことができそうな、血糖値に対する解像度が深まる本なのでございましたとさ。

血糖値が安定すると気分よく2026年を過ごせそうだなと思ったのでした。

よし、明日からがんばる。なにごとも1歩1歩!
おもちも1つづつパクパク

<今回ご紹介した本>
気分の9割は血糖値

出版社:東洋経済新報社 (2025/10/22)
発売日:2025/10/22
単行本:232ページ
寸法:18.8 x 13 x 1.7 cm

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<著者について>
小池 雅美(コイケ マサミ)
医師。こいけ診療所院長。なす医院非常勤医師。臨床分子栄養医学研究会特別認定指導医、漢方専門医。
漢方・栄養療法のみならず、各種統合医療を通じて培ってきた豊富な経験と顔貌、姿勢などから患者の栄養状態を言い当てる優れた洞察力で、多くの患者を改善に導く。体を見るということは、何らかの症状のある場所や検査のデータを見ることだけではなく、食事、笑い声、人間関係、仕事のやり方、そうした生活のすべてが含まれると考え、その延長として、漢方や栄養の勉強を始めて現在に至る。本書が初の著書となる。趣味はさかな釣り。

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