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帯状疱疹に罹った時の話、帯状疱疹の初期症状と対処法|実際に罹った私の体験談

帯状疱疹って辛いという話をよく聞きます。そして、数年前に私自身も帯状疱疹に罹った経験があります。帯状疱疹は免疫が低下しているときに発症すると言われてますが、まさに仕事やプライベートで疲れ切ったその時に帯状疱疹に罹りました。そのような実体験を踏まえてその時の状況や治療に関する私なりのアドバイス等をお話出来ればと思います。

【その時の状況】
2022年の8月、コロナウイルスも蔓延していてテレビで医療逼迫が心配されるニュースを見かけました。コロナウイルスは蔓延しているが、コロナウイルスに罹らないよう気を付けながらも仕事も日々フル稼働で通常の生活を送っていました。そして8月上旬頃に仕事で大きなトラブルが発生して大きなプレッシャーを抱えながらトラブル対応をしていた記憶があります。そのような感じなので夜の睡眠時間も削られて疲労困憊で体は凄く疲れ果てていました。また連日の猛暑による疲れ、帯状疱疹はよく夏に発症すると聞きます。

【帯状疱疹の初期症状】
8月中旬には夏休みを取る予定でしたが、なんとか夏休みの前にはトラブル対応も無事に終わり一安心でした。でも、そのころからなんとなく右腕に力が入らない感覚があり表現が難しいですが少し右腕がだるい感覚です。実際には何ら問題なく荷物などを持つこと出来るのですが、右腕に今まで経験したことがない違和感を感じました。

そうしているうちに、2日後ぐらいに右胸に赤く虫刺されのような赤みがあるに気づきました。前日に公園を散歩したから虫刺されだろうと自分自身で断定してしまいました。この段階で帯状疱疹を疑い病院に行くべきでした。帯状疱疹に罹るのは初めての経験で初期症状と分からず、虫刺されの軟膏を日々塗るだけでした。ですが、それに比例して虫刺されだろうと思ってた赤みは段々と大きくなるばかりでした。

【帯状疱疹と気づいた!】
赤みを確認してから、5日後ぐらいですが、右胸から赤みが少しずつ右のほうへ伸びてるのに気づきました。その時点でこれは虫刺されではないとうすうす思いましたが、痛みも我慢出来る程度でしたのでとりあえずそのまま虫刺されの軟膏を塗る日々でした。ですが日がたつにつれて、赤みが右胸から脇の下ぐらいにさしかかり痛みも日に日に増してきました。そして知人に相談してみたら「それ帯状疱疹じゃないの???」と、自分でもネットで調べてみたらそれはまさにまさに帯状疱疹と同じの症状でした!

【すぐに病院に行けない理由が…】
本来、すぐにでも病院に行くべきですが、前述の通りその時はコロナウイルスのピーク、医療が逼迫している状況で、帯状疱疹などで診察してくれる病院はないと思い込んでいました。仕方ない、自力で治そう…そう決めて日々の生活を送ってました。そして、赤みを見かけてから10日少々経つでしょうか、

その時には右胸から背中まで炎症が横に伸びてました。何よりも痛みが火傷した感覚でヒリヒリ・ジンジン、洋服で少し擦れるだけでも激痛が走りました

痛さで夜も寝れない…

シャワーも出来ない…

さすがに自力で治すのは困難、だめもとで近所の内科病院に電話しました。

私「帯状疱疹の疑いで病院に行きたいですが…」

病院「すぐに診察どうぞ」


私「えええ???(驚き)」

病院はあっさりすぐ来てくださいとのこと。「医療は逼迫してないの?」などと思いつつ急いで病院へ向かいました。

診断は…

病院の先生「立派な帯状疱疹です!」

私「はい…」

病院の先生「薬ですぐ良くなりますよ!でもかなり進行してるので後遺症は残るかも!」

私「はい…」

【回復と後遺症】
薬を頂いて服用して、次の日の朝から痛みが和らぐのが実感できました。薬を飲み終える7日間後にはすっかり痛みや赤みが治まりました。そして、私の場合の後遺症ですが、右胸から背中にかけての赤みが発症した場所に、浅黒く跡が残りました。痛みのほう、火傷のようなヒリヒリした痛みはないのですが、浅黒く跡が残った個所を押すと内部の神経が痛む感覚があり強く押すことはできませんでした。

その後、後遺症であった浅黒い跡や押したときの痛みは時間と共に軽減して、1年程度でどちらともすっかり無くなりました。

【最後に】
帯状疱疹は胸や顔の神経に沿って発症します。私の経験では帯状疱疹の薬は良く効きました。胸や顔に赤みやかぶれた炎症など発症したら帯状疱疹を疑ってすぐに病院へ行ってください。そしてすぐに薬を服用してください。

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